日本歴史地名大系 「舟場島村」の解説 舟場島村ふなばじまむら 石川県:能美郡川北町舟場島村[現在地名]川北町舟場島下粟生(しもあお)村の東、手取川下流北岸に立地。元禄六年(一六九三)灯台笹明島(とだしのあからじま)村(現辰口町)が洪水のため流失、村民七人が田子島(だごじま)、上清水(かみしみず)・下清水(現辰口町)の三ヵ村入会である田子島上清水下清水村領において五五石の田畑を新開して村立てしたという(三州地理雑誌)。当初は田子島上清水下清水村と称したとみられるが、天保一〇年(一八三九)上清水下清水田子島村寄肝煎三郎右衛門と組合頭弥左衛門が改作奉行所に願出て村名を舟場島村と改めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by