川北町(読み)かわきたまち

日本歴史地名大系 「川北町」の解説

川北町
かわきたまち

面積:一四・七六平方キロ

松任まつとう市の南、手取川北岸(右岸)扇状地に立地し、町域は南北約一・三キロ、東西約一〇・三キロと東西に狭長である。東は鶴来つるぎ町、南は辰口たつのくち町・寺井てらい町、西は美川みかわ町。平安時代前期までは越前国江沼えぬま郡に属したが、弘仁一四年(八二三)三月加賀国が成立し、六月新設された同国能美郡管下となった。同郡山下やました(和名抄)に含まれたとする説があるが確かではない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「川北町」の意味・わかりやすい解説

川北〔町〕
かわきた

石川県西部,手取川の扇状地にある町。 1907年中島,草深砂川の3村が合体して川北村が成立。 80年町制。東西に細長い町域は大部分が手取川下流北岸を占め,町名の由来はこれによる。水田単作地帯であるが,近代的な農業経営が進められている。繊維工業雁皮紙 (がんぴし) すきが行われる。西部を国道8号線,東部を川北大橋有料道路が南北に通る。面積 14.64km2人口 6135(2020)。

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