色妙(読み)いろぐわし

精選版 日本国語大辞典 「色妙」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ぐわ‥ぐはし【色妙】

〘形シク〙 色美しい。
※良寛歌(1835頃)「霞立つながき春日はいろくはし桜の花の空に散りつつ」
[補注]「万葉‐一九九九」の「あからひく色妙子をしば見れば人妻故に吾恋ひぬべし」の「色妙」を「いろぐはし」と訓む説もあるが、多く「しきたへ(の)」とよまれている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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