花川蝶十郎(読み)はながわ ちょうじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花川蝶十郎」の解説

花川蝶十郎 はながわ-ちょうじゅうろう

?-? 江戸時代後期の振付師
初代宝山左衛門(たから-さんざえもん)の子。4代西川扇蔵に師事したといわれる。天保(てんぽう)8年(1837)蝶十郎を名のり,江戸市村座で活躍した。師の扇蔵や松本五郎市,2代藤間勘十郎らとの合作がおおい。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の花川蝶十郎の言及

【乗合船】より

…作曲5世岸沢式佐。振付西川七郎次,西川巳之助(5世西川扇蔵),西川芳次郎,花川蝶十郎。初春の隅田川の渡し場で万歳,才蔵(造),白酒売,大工,通人,巫女,船頭が芸づくしの仕抜(しぬき)を踊る。…

※「花川蝶十郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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