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松本五郎市 まつもと ごろいち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松本五郎市 まつもと-ごろいち

?-? 江戸時代後期の歌舞伎役者,振付師。
初代松本米三の長男。寛政5年(1793)江戸市村座で子役をつとめ,のち若女方,立役(たちやく)となる。文化14年ごろより3代坂東三津五郎(ばんどう-みつごろう)の振付師をかね,のち12代市村羽左衛門(うざえもん)付きとなる。江戸出身。前名は松本八十八(やそはち),松本国三郎。俳名は文弥。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松本五郎市

生年:生没年不詳
江戸中期の歌舞伎の振付師。俳名文糸。若女形初代松本米三郎の子。寛政5(1793)年,松本八十八の名前で子役として桐座の舞台を踏む。子役,若女形から文化14(1817)年立役になり五郎市と改める。このころから振付師も兼ねた。文政2(1819)年,松本文糸の名で清元「鳥羽絵」を振り付ける。その冬から3代目坂東三津五郎付きとなり,清元「傀儡師」,常磐津「宗清」などを振り付ける。三津五郎の没後,12代目市村羽左衛門付きとなった。振付師が役者から独立した職掌になっていくなかで,最後まで役者を兼ねた。三味線や笛もよくし,頓才にとみ「肝っ玉」とあだ名された。舞踊松本流の基礎をつくった。

(古井戸秀夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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