花房半七(読み)はなぶさ はんしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花房半七」の解説

花房半七 はなぶさ-はんしち

?-? 江戸時代後期の長唄唄方。
3代湖出(こいで)市十郎に師事したという。弘化(こうか)のころ京坂で玉村芝楽(しらく)とならび称された。唄浄瑠璃(じょうるり)や三味線にもすぐれ,作曲もしたとつたえられる。明治5年(1872)死去とする説がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android