弘化(読み)こうか

精選版 日本国語大辞典 「弘化」の意味・読み・例文・類語

こうか コウクヮ【弘化】

江戸時代仁孝天皇孝明天皇の代の年号。天保一五年(一八四四)一二月二日改元将軍徳川家慶時代、弘化五年(一八四八)二月二八日、嘉永と改元された。出典は「書経‐周官」の「弐公弘化、寅亮天地」。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「弘化」の意味・読み・例文・類語

こうか〔コウクワ〕【弘化】

江戸後期、仁孝天皇孝明天皇の時の年号。1844年12月2日~1848年2月28日。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本の元号がわかる事典 「弘化」の解説

こうか【弘化】

日本の元号(年号)。江戸時代の1844年から1848年まで、仁孝(にんこう)天皇、孝明(こうめい)天皇の代の元号。前元号は天保(てんぽう)。次元号は嘉永(かえい)。1844年(天保15)12月2日改元。江戸城大火などの凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。弘化年間の江戸幕府の将軍は徳川家慶(いえよし)(12代)。1846年(弘化3)に仁孝天皇が崩御し、皇子の孝明天皇が即位した。

出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android