花粉嚢(読み)かふんのう

精選版 日本国語大辞典 「花粉嚢」の意味・読み・例文・類語

かふん‐のうクヮフンナウ【花粉嚢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 被子植物の葯(やく)を成す花粉のふくろ。一般に四室よりなる。裸子植物では小胞子嚢に相当する。花粉袋。やく室。
  3. マツ類の花粉の両側にある袋状の付属物で、花粉が飛び散るのを容易にするもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む