精選版 日本国語大辞典 の解説
わかい【若】=時(とき)旅(たび)を致(いた)さねば年(とし)寄(よ)っての物語(ものがたり)がない[=内(うち)旅(たび)をせねば老(お)いて話(はなし)なし]
- 若い時に旅をして見聞を広めておかないと、年をとってから人に話をする種がないということ。
- [初出の実例]「惣じてわかき時諸国を見物仕候はねば、としよって物がたりがなひと申」(出典:虎明本狂言・秀句傘(室町末‐近世初))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...