苦汁を嘗める(読み)クジュウヲナメル

デジタル大辞泉 「苦汁を嘗める」の意味・読み・例文・類語

苦汁くじゅう・める

つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の―・める」
[補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦汁を嘗める」の意味・読み・例文・類語

くじゅう【苦汁】 を 嘗(な)める

にがい経験をする。苦しい思いをする。苦杯を喫する。
※東京八景(1941)〈太宰治〉「ルソオが、やはり細君の以前の事で、苦汁を嘗めた箇所に突き当り」

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