茹蛸(読み)ゆでだこ

精選版 日本国語大辞典 「茹蛸」の意味・読み・例文・類語

ゆで‐だこ【茹蛸】

  1. 〘 名詞 〙 茹でた蛸。茹でて赤くなった蛸。また、風呂にはいったり、酒を飲んだりして顔の赤くなった人のたとえにもいう。うでだこ。
    1. [初出の実例]「茹鮹(ユデダコ)百ぱい花に進上仕らんと」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android