デジタル大辞泉 「草葉の露」の意味・読み・例文・類語 くさば‐の‐つゆ【草葉の露】 草の葉に置く露がすぐ消えるところから、人の命などのはかないことのたとえ。「わが思ふ人は―なれやかくれば袖のまづそほつらむ」〈拾遺・恋二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「草葉の露」の意味・読み・例文・類語 くさば【草葉】 の 露(つゆ) 草の葉に置いた露。また、それがすぐに消えてしまうところから、命のはかなさをたとえた語。[初出の実例]「世中の人の心をそめしかば草葉の露も見えじとぞ思ふ」(出典:歌仙本貫之集(945頃)九)「夫婦諸共(もろとも)にくさばのつゆと消え給ふ」(出典:仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例