草野貞之(読み)クサノ サダユキ

20世紀日本人名事典 「草野貞之」の解説

草野 貞之
クサノ サダユキ

昭和期の出版者 元・白水社社長;元・中央大学教授。



生年
明治33(1900)年9月4日

没年
昭和61(1986)年1月11日

出生地
福岡県柳川市新町

学歴〔年〕
東京帝大印度哲学科〔大正13年〕卒

主な受賞名〔年〕
パルムダカデミー褒章(仏政府)〔昭和13年〕,シュバリエデュドラゴンダナン勲章〔昭和17年〕,オフィシェデパルムザカデミク〔昭和39年〕

経歴
昭和4年中大教授となり47年定年退職するまでフランス語を講じた。かたわら、6年白水社に入り、17年社長、46年から会長を務め、わが国のフランス語教育に多大の貢献をした。会長時代の56年「仏和大辞典」を刊行。またアナトオル・フランスの「エピキュウルの園」などの翻訳で知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android