荒川新村
あらかわしんむら
[現在地名]朝日町荒川
北は泊町、東は沼保村、西と南は道下村。村名は小川に田地を荒されたことに由来するといい(下新川郡史稿)、慶安二年(一六四九)の村立てという(出来新村・退転村記申帳)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高六七石、免三ツ一歩(三箇国高物成帳)。享保一五年(一七三〇)から七回の増高があり、享保三年には新往還道のために二石余の引高があり、天保一一年(一八四〇)の草高一三四石余(「高免帳」杉木家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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