下新川郡(読み)しもにいかわぐん

日本歴史地名大系 「下新川郡」の解説

下新川郡
しもにいかわぐん

面積:六三九・九〇平方キロ
朝日あさひ町・入善にゆうぜん町・宇奈月うなづき

富山県の最東端に位置し、東はさかい川と白鳥しらとり山・いぬヶ岳を結ぶ線で新潟県西頸城にしくびき青海おうみ町と接し、犬ヶ岳から朝日岳・白馬はくば岳に連なる稜線で新潟県糸魚川いといがわ市と接する。さらに白馬岳からやりヶ岳・鹿島槍かしまやりヶ岳までは長野県北安曇きたあずみ郡白馬村・大町市と接する。鹿島槍ヶ岳から南は中新川郡立山町であり、同町と下新川郡は鹿島槍ヶ岳・牛首うしくび山・仙人せんにんダム・仙人山・池平いけのだいら山で南北に接する。池平山から猫又ねこまた山までの南西に延びる稜線で中新川郡上市かみいち町、猫又山から毛勝けかち山・こまヶ岳・そうヶ岳と蛇行しながら北上する稜線で魚津市に接する。そして僧ヶ岳から烏帽子えぼし岳・びようヶ岳、黒部川左岸の段丘と黒部川を境として黒部市と接する。黒部川の河口から境川の河口までは日本海に面する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報