荻生新村(読み)おぎゆうしんむら

日本歴史地名大系 「荻生新村」の解説

荻生新村
おぎゆうしんむら

[現在地名]黒部市荻生新

南東は若栗わかぐり村、西は荻生村。北陸街道(上街道)若栗村から黒部川を越えて対岸赤岩あかいわ(現入善町)への道が通る。黒部川筋の浦山新うらやましん村・小摺戸こすりど村・一宿新ひとやどりしん村・若栗新村福島新ふくじましん(現同上)領の川原草付五〇〇石ほどの場所は、赤岩開と称するようになった(「御触留帳」伊東家文書)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高六八石、免三ツ九歩(三箇国高物成帳)。天保一一年(一八四〇)の草高・免ともに変わらず(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android