精選版 日本国語大辞典 「荼」の意味・読み・例文・類語
おおどちおほどち【荼】
- 〘 名詞 〙 植物「おとこえし(男郎花)」の古名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
…【片山 耕三】
[中国]
中国では野生のチャ樹は雲南,広西から海南島まで分布するが,それが飲料として広く愛好されるまでには長い歳月を要した。〈茶〉という文字も8~9世紀まではなく,それまでは〈荼(と)〉で代用されていた。〈荼〉はニガナのことで,漢代以後,四川から長江(揚子江)流域,江南へと飲茶の習慣が伝わるにつれ,ジャ(チャ)の発音を与えてこの字を使い,唐代に至って〈茶〉の字が誕生したと推定される。…
※「荼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...