(読み)おおどち

精選版 日本国語大辞典 「荼」の意味・読み・例文・類語

おおどち おほどち【荼】

〘名〙 植物おとこえし(男郎花)」の古名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【チャ(茶)】より

…【片山 耕三】
[中国]
 中国では野生のチャ樹は雲南,広西から海南島まで分布するが,それが飲料として広く愛好されるまでには長い歳月を要した。〈茶〉という文字も8~9世紀まではなく,それまでは〈荼(と)〉で代用されていた。〈荼〉はニガナのことで,漢代以後,四川から長江(揚子江)流域,江南へと飲茶の習慣が伝わるにつれ,ジャ(チャ)の発音を与えてこの字を使い,唐代に至って〈茶〉の字が誕生したと推定される。…

※「荼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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