菊居(読み)きくすえ

精選版 日本国語大辞典 「菊居」の意味・読み・例文・類語

きく‐すえ‥すゑ【菊居】

  1. 〘 名詞 〙 色綿で菊の花を作り、それを菊の枝に取りつけたもの。重陽前夜、菊の花に被綿(きせわた)をするが、花が咲いていない場合に、色綿を丸めてつぼみにくくりつけた。《 季語・秋 》 〔故実拾要(1720頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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