菜穂子(読み)ナオコ

デジタル大辞泉 「菜穂子」の意味・読み・例文・類語

なおこ〔なほこ〕【菜穂子】

堀辰雄による唯一長編小説。昭和9年(1934)から昭和16年(1941)にかけて「物語の女」(のちの「楡の家」第1部)、「目覚め」(同第2部)、「菜穂子」の3部を異なる三つの文芸誌に発表。部分的に改作してまとめ、昭和16年に現題で刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android