すべて 

落武者は薄の穂に怖ず(読み)おちむしゃはすすきのほにおず

精選版 日本国語大辞典 「落武者は薄の穂に怖ず」の意味・読み・例文・類語

おちむしゃ【落武者】 は 薄(すすき)の穂(ほ)に=怖(お)ず[=恐(おそ)る]

  1. 落武者は常にびくびくしていてちょっとした事にも驚く。また、転じてこわいと思えば、なんでもないものまで、すべて恐ろしく感じられることのたとえ。落人は薄の穂にも恐る。
    1. [初出の実例]「落武者は薄の穂にもおづると申に、まだ胸のだくめきも直らぬに、〈略〉びっくりと致いてござる」(出典:虎寛本狂言・空腕(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む