葛の裏風(読み)くずのうらかぜ

精選版 日本国語大辞典 「葛の裏風」の意味・読み・例文・類語

くず【葛】 の 裏風(うらかぜ)

  1. 葛の白い葉裏をひるがえして吹く風。
    1. [初出の実例]「うつろはでしばししのだの森をみよかへりもぞする葛のうらかぜ」(出典:和泉式部集(11C中)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android