蒙霧・朦霧・濛霧(読み)もうむ

精選版 日本国語大辞典 「蒙霧・朦霧・濛霧」の意味・読み・例文・類語

もう‐む【蒙霧・朦霧・濛霧】

〘名〙
① もうもうと立ちこめる霧。
※本朝文粋(1060頃)四・為入道前太政大臣辞職第四表〈大江匡衡〉「蒙霧難晴。霄漢之景未照」
② 心の晴れないこと、胸中のふさがることのたとえ。
明衡往来(11C中か)上本「欝念尤深之処。幸被鴈書。開蒙霧青天耳」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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