デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蓮照」の解説 蓮照 れんしょう ?-? 仏教説話にみえる僧。捨身行者。「今昔物語集」などによれば,法華経(ほけきょう)をあつく信仰し,みずからの体を蚊や蛭(ひる)にゆだね,虻(あぶ)が卵をうんだあとの傷がいたんでも,虻の子を殺すわけにはいかないといって治療をしなかったという。法名は蓮昭ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の蓮照の言及 【蓮如】より … 1457年(長禄1)存如が没し,同年本願寺の留主職に就いた。継職にあたり異母弟応玄(蓮照)を擁立する動きもあったが,叔父宣祐(如乗)の主張により蓮如の就職が決定した。蓮如就職後の本願寺は多難で,とくに比叡山延暦寺の弾圧が激しかった。… ※「蓮照」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by