デジタル大辞泉
「法名」の意味・読み・例文・類語
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ほう‐みょうホフミャウ【法名】
- 〘 名詞 〙 仏語。
- ① 出家受戒の時、俗名を改めて授けられる名。また、浄土真宗では帰敬式(ききょうしき)を受けた俗人にも授ける。
- [初出の実例]「私度沙彌〈略〉授二法名応宝一入二師位一」(出典:続日本紀‐天平勝宝元年(749)五月甲辰)
- 「かみをそりて菩薩戒をうけ給法名をたてまつる良祚と申」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
- ② 死者におくる名。戒名。
- [初出の実例]「法名といふものも年月もしるさで」(出典:読本・雨月物語(1776)浅茅が宿)
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世界大百科事典(旧版)内の法名の言及
【人名】より
…これは1人が幾種類かの名を帯びる社会的な慣習である。日本では特に複名が多く,諱(いみな)(名乗(なのり))のほか,幼名(童名(わらわな)),通称,字(あざな),別号(候名(さぶらいな),芸名,源氏名,筆名,雅号,画号,俳号,狂名,等々),渾名(あだな),法名,戒名,諡(おくりな)等々が同一人に対して用いられることが多い。滝沢馬琴の公式の名は源興邦(おきくに)であるが,彼は本名のほか34の名をもっていたことで知られる。…
※「法名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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