蓮見新田(読み)はすみしんでん

日本歴史地名大系 「蓮見新田」の解説

蓮見新田
はすみしんでん

[現在地名]浦和市蓮見新田

大間木おおまぎ村の西に位置し、北・西・南は大牧おおまき村。すべて見沼田圃内で、沖積地に立地する。西を見沼代用水(西縁)、東をしば川が流れる。見沼領に属する。享保一五年(一七三〇)大牧村の蓮見万之助が西側を開墾し、天明八年(一七八八)万之助の子亭次郎が東側を開拓。当初大牧村に属したが、文化二年(一八〇五)中尾なかお村に属したという(郡村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領 一村 人家

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android