精選版 日本国語大辞典 「蕩めく・惚めく」の意味・読み・例文・類語
とろ‐め・く【蕩めく・惚めく】
〘自カ四〙 (「めく」は接尾語)
① 眠気をもよおしてうとうととする。とろとろとする。
※今昔(1120頃か)四「かくとろめきて寝(い)をのみ眠(ね)給ふは」
② うっとり夢心地になる。恍惚(こうこつ)とする。
※歌謡・閑吟集(1518)「あふぎのかげで目をとろめかす」
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