薄惚ける(読み)うすぼける

精選版 日本国語大辞典 「薄惚ける」の意味・読み・例文・類語

うす‐ぼ・ける【薄惚・薄暈】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 物の濃度密度、鮮明度などが減って、かすかな状態になる。ぼんやりとなる。
    1. [初出の実例]「余は薄(ウス)ぼけて微かに遠きに行くわが記憶の影を眺めては」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ウス 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む