薗田保(読み)そのだほ

日本歴史地名大系 「薗田保」の解説

薗田保
そのだほ

建武元年(一三三四)八月二三日の左兵衛尉某打渡状(村山氏文書)によれば、この時村山弥次郎隆義が「越後国頸城郡内薗田保地頭職」を得ている。また村山隆義書置(歴代古案)や源姓村山系図にも隆義が本党ほんどう(現上越市)などとともに薗田保を領していたことがみえるが、比定すべき地名がなく、位置は明らかでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android