薦僧(読み)コモソウ

精選版 日本国語大辞典 「薦僧」の意味・読み・例文・類語

こも‐そう【薦僧・虚無僧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こもぞう」とも ) =こむそう(虚無僧)
    1. [初出の実例]「薦僧、放下、猿引事、可当所并近里事」(出典:大内氏掟書‐九〇条・文明一八年(1486)四月二九日)
    2. 「ひたちばうはこもぞうかたをかはかしまのことふれ」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の薦僧の言及

【虚無僧】より

…菰僧(こもそう),薦僧(こもそう),梵論字(ぼろんじ),梵字(ぼろんじ),暮露(ぼろ),また普化僧(ふけそう)ともいう。禅宗の一派である普化宗の僧の別称で,普化宗を虚無宗とも称する(イラスト)。…

※「薦僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む