精選版 日本国語大辞典 「蚊遣火の」の意味・読み・例文・類語
かやりび‐の【蚊遣火の】
※古今(905‐914)恋一・五〇〇「夏なれば宿にふすぶるかやり火のいつまでわが身下もえをせん〈よみ人しらず〉」
※拾遺(1005‐07頃か)雑下・五七三「かやり火の くゆる心も つきぬべく 思ひなるまで おとづれず おぼつかなくて 帰れども〈よみ人しらず〉」
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