蜜標(読み)ミツヒョウ

デジタル大辞泉 「蜜標」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ひょう〔‐ヘウ〕【蜜標】

被子植物の特に虫媒花に見られる斑点などの模様花粉媒介昆虫に蜜のある場所を示す役割があると考えられている。花蜜標識ネクターガイド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蜜標の言及

【色覚】より

…われわれが見ている自然界の花,例えば白い色の花でも,紫外線の反射,吸収の程度が異なるものは,昆虫には異なる色の花として見えているに違いない。みつを出す花の中央部は,紫外線をよく吸収し,昆虫はこれに誘われてみつを探すのでみつ標と呼ばれる。【立田 栄光】
[ヒトの色覚]
 ヒトは波長が約400~800mμの光(可視光線)が網膜を刺激すると色を感じる。…

※「蜜標」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android