蟹目(読み)かにのめ

精選版 日本国語大辞典 「蟹目」の意味・読み・例文・類語

かに‐の‐め【蟹目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 扇の要(かなめ)
    1. [初出の実例]「内にて、大夫のすけの、扇のかのめ固めてとて遣はしたりし、固めてつかはすとて。蟹のめの離るるたびにいとど敷君が心のうしろめたさよ」(出典:行宗集(1140頃))
  3. かにのめあずき(蟹目小豆)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む