精選版 日本国語大辞典 「蟹目」の意味・読み・例文・類語
かに‐の‐め【蟹目】
- 〘 名詞 〙
- ① 扇の要(かなめ)。
- [初出の実例]「内にて、大夫のすけの、扇のかのめ固めてとて遣はしたりし、固めてつかはすとて。蟹のめの離るるたびにいとど敷君が心のうしろめたさよ」(出典:行宗集(1140頃))
- ② 「かにのめあずき(蟹目小豆)」の略。
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...