血清タンパク質

栄養・生化学辞典 「血清タンパク質」の解説

血清タンパク質

 血清タンパク質アルブミンとしては血清アルブミン,グロブリンとしては,γ-グロブリンその他多数のタンパク質がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の血清タンパク質の言及

【血清】より

…そのなかには,人種,男女,年齢等のほか,生理的・病理的状態や採取時間,部位等で違いが比較的顕著なものもある。これらは遊離の状態にあるものが多いが,なかには特定の血清タンパク質に結合されて運ばれるものも少なくない(脂質,コレステロールはリポタンパク質に,ビタミンB12がコバラミン結合タンパク質に,銅イオンCu2+がセルロプラスミンに,甲状腺ホルモンがその結合タンパク質やアルブミンに結合して運搬される)。 これからも血清の組成はきわめて複雑であることが理解できるが,表に,血清中のタンパク質成分および無機塩類をはじめとする各種非タンパク質成分の正常値をまとめて示した。…

※「血清タンパク質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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