行つ戻りつ(読み)ゆきつもどりつ

精選版 日本国語大辞典 「行つ戻りつ」の意味・読み・例文・類語

ゆき【行】 つ 戻(もど)りつ

  1. 同じ所を幾度も行ったり来たりするさま。多く物事を決断しかねたり、苛立ったり、そわそわしたりしている時の動作をいう。
    1. [初出の実例]「親の身の上気遣はしく、行(ユ)きつ戻(モド)りつ四鳥の苦しみ」(出典:歌舞伎・稽古筆七いろは(鳩の平右衛門)(1867))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む