…雑煮に入れることは室町期成立とされる《庖丁聞書》にも見え,その発祥は不明だが,かなり古くからのならわしであろうと思われる。衣被は,今はなまって〈きぬかつぎ〉と呼ぶことが多い。石川早生などの子いもを黒い皮をつけたままゆで,塩などをつけて食べる。…
…幕末期の江戸では,《嬉遊笑覧》が〈焼芋売る処,何れの町にても二,三ヶ所あらぬ処はなし〉と記しており,京坂でも事情は同じであった。
[焼芋屋]
焼芋屋は季節によって蒸芋を売ったり,サツマイモの端境期には〈きぬかつぎ〉と呼ぶサトイモのゆでたものなども売った。いつごろからあったかは不明だが,1719年朝鮮の使節団の一員として来日した申維翰がその著《海游録》に,京都の日岡(ひのおか)で路傍の露店で焼芋を売っていたことを書いている。…
※「衣被ぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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