衣被ぎ(読み)キヌカツギ

デジタル大辞泉 「衣被ぎ」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐かつぎ【被ぎ】

女房詞から》小粒の里芋を皮のままゆでるか蒸すかしたもの。皮をむき、塩などをつけて食べる。 秋》
きぬかずき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 衣被

世界大百科事典(旧版)内の衣被ぎの言及

【サトイモ(里芋)】より

…雑煮に入れることは室町期成立とされる《庖丁聞書》にも見え,その発祥は不明だが,かなり古くからのならわしであろうと思われる。衣被は,今はなまって〈きぬかつぎ〉と呼ぶことが多い。石川早生などの子いもを黒い皮をつけたままゆで,塩などをつけて食べる。…

【焼芋】より

…幕末期の江戸では,《嬉遊笑覧》が〈焼芋売る処,何れの町にても二,三ヶ所あらぬ処はなし〉と記しており,京坂でも事情は同じであった。
[焼芋屋]
 焼芋屋は季節によって蒸芋を売ったり,サツマイモの端境期には〈きぬかつぎ〉と呼ぶサトイモのゆでたものなども売った。いつごろからあったかは不明だが,1719年朝鮮の使節団の一員として来日した申維翰がその著《海游録》に,京都の日岡(ひのおか)で路傍の露店で焼芋を売っていたことを書いている。…

※「衣被ぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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