裏表柳団画(読み)うらおもて やなぎのうちわえ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「裏表柳団画」の解説

裏表柳団画
うらおもて やなぎのうちわえ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
明治8.8(東京中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の裏表柳団画の言及

【柳沢騒動物】より

…これは加賀騒動物の《加賀見山廓写本(かがみやまさとのききがき)》に仮託して柳沢騒動を脚色したもので,多賀の大領には将軍綱吉を,望月帯刀には柳沢吉保を当てこんでいる。明治に入って1875年8月東京中村座の河竹黙阿弥作《裏表柳団画(うらおもてやなぎのうちわえ)》は,柳沢騒動の時代物の筋に出羽屋忠五郎と武蔵屋徳兵衛の世話物の筋をないまぜた作品。また1970年5月,国立劇場で上演された宇野信夫作の《柳影沢蛍火(やなぎかげさわのほたるび)》は,傑作との世評を得た。…

※「裏表柳団画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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