…これらの人形で,ただの玩具と称して売られたのは少なく,病気よけになるなど,なにかの縁起物にされていた。家庭における人形に裸人形があり,これは木彫や練物や張子細工に胡粉(ごふん)を塗り仕上げたもので,手足を動かせるようになっている。これは市松人形ともいった。…
…髪はおかっぱで和服が着せてある。江戸時代初期からたいてい裸のままで売られたので裸人形と称し,やがて手の動くものから,さらに三つ折れ式に腰や膝頭,足首などが折れる精巧なものが作られ三つ折れ人形などと称した。これに衣装を着せたものを江戸ではただ〈人形〉,京坂では〈市松(いちま)人形〉とも呼んだ。…
※「裸人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...