複合装甲(読み)ふくごうそうこう(その他表記)composite armor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「複合装甲」の意味・わかりやすい解説

複合装甲
ふくごうそうこう
composite armor

現代戦車に採用されている装甲一種。装甲板の間にセラミックスナイロンケブラーなどをサンドウィッチ状に挟んだもので,成形炸薬弾頭に対し良好な防弾性能を有する。イギリスのチョバム王立研究所が 1970年代初めに開発したことからチョバム装甲 Chobham armourともいわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android