見入野新田村(読み)みいりのしんでんむら

日本歴史地名大系 「見入野新田村」の解説

見入野新田村
みいりのしんでんむら

[現在地名]横手市杉沢すぎさわ字見入野

明永野みようえいの村の北、吉沢よしざわ川と杉沢川の間に挟まれ、村西部を羽州街道(現国道一三号)南北に貫く。「六郡郡邑記」によると、延宝七年(一六七九)横手給人安士孫兵衛・滑川又市が注進開し、家は三軒とあり、別に杉沢村の項にも枝郷見入野村が同九年に開出され、家七軒とある。享保一五年(一七三〇)の六郡御黒印村附帳(県立秋田図書館蔵)には「唯今迄見入野村 見入野新田村」、免四ツ成とある。また享和三年(一八〇三)の出羽国郡村仮名附帳(県立秋田図書館蔵)には、杉沢村の枝郷として見入野新田村がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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