見守(読み)みまもる

精選版 日本国語大辞典 「見守」の意味・読み・例文・類語

み‐まも・る【見守】

〘他ラ五(四)〙
① 見て、番をする。対象が無事であるように注意しながら見る。
② じっと見つめる。熟視する。
※二人比丘尼色懺悔(1889)〈尾崎紅葉怨言「目ばたきもせず守真の顔を目護(ミマモ)る内」
③ 事の成り行きを、気をつけながら見る。「事態を見守る」

み‐もり【見守】

〘名〙
① 見守ること。見張ること。また、その役。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「みもりだにひきはじめては山がはの底より水は絶えずいでなん」
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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