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看護 かんご nursing

翻訳|nursing

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

看護
かんご
nursing

傷病者や老人の介抱,健康回復への援助から,さらに病気予防,健康増強への助言・指導などを行なうこと。乳幼児を育てたり,虚弱者を保護したり,傷病者の手当てをしたりするかたちでの看護は人類の歴史とともに古くからあるが,医学の分野で看護を学問的に体系づけ,それを職業とする人たちが生まれたのはフローレンス・ナイチンゲール以後とされる。

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デジタル大辞泉の解説

かん‐ご【看護】

[名](スル)けが人や病人の手当てや世話をすること。「手厚い看護を受ける」「病人を看護する」「寝ずに看護する」
[用法]看護・看病――「一晩中寝ずに病人の看護(看病)をした」の場合には相通じて用いられる。◇「看護」は「看病」より意味が広く、「出産したばかりの妻を看護する」「年老いた父の看護にあたる」のように用いる。◇類似の語に「介抱」「介護」がある。「介抱」は一時的に相手の世話をするような場合にいう。「脳貧血で倒れた友達を介抱した」「酔っ払いを介抱する」の場合は「看護」「看病」はふさわしくない。「看護」「看病」が見守ることなども含むのに対し、「介抱」は具体的に世話をするという意味合いが強い。◇「介護」は一般的に「寝たきり老人の介護」など病院以外での介抱や看護についていうことが多い。

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栄養・生化学辞典の解説

看護

 病人やけが人,老人などを世話すること.

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世界大百科事典 第2版の解説

かんご【看護】

〈看〉が手を眉上にかざして見ることから〈よくみる〉〈いつくしみみる〉を意味し,〈護〉は〈まもる〉を意味することから,〈看護〉とは〈いつくしみの心をもってみまもること〉ということができよう。英語のnursingはnurture(養育・愛着・保育)から派生したものである。 人は古来,外界の危害から身をまもり,傷ついたり病んだりしたときに互いにいたわり,助けあい,生の営みをつづけてきた。医療・看護の起源もこのいたわりあい,助けあいに求めることができ,共同体内部における相互扶助として行われてきたものといえる。

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大辞林 第三版の解説

かんご【看護】

( 名 ) スル
傷病人などの手当てをしたり、世話をしたりすること。看病。 「怪我人を-する」 「 -に当たる」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

看護
かんご

古くは人間の母性愛、母親のいたわり、思いやり、子供の世話などを起源とし、人間の生活とともに存在してきた活動であるが、やがて傷病人や老人などの世話をする看病と同義となった。しかし、現在では、個人や集団に対する傷病治療の世話ばかりでなく、健康回復への援助、病気の予防健康増進への助言を含めた保健指導などを行うことをいう。フローレンス・ナイチンゲールは、看護は科学であり、芸術であり、専門的職業であるとして近代看護の基礎と専門職としての看護婦の地位を確立した。バージニア・ヘンダーソンVirginia Henderson(1897―1996)は、「看護とは健康、不健康を問わず各個人を援助することである。健康、健康の回復(あるいは平和な死への道)に役だつ諸活動の遂行にあたり、各個人を援助するのが看護婦の仕事であり、しかも、できるだけ早く自分で自分の始末をできるようにする方向でこの援助を行うことである」という主旨の定義を提唱し、広く受け入れられている。
 看護の具体的な仕事の内容としては、病院、診療所などにおける臨床看護として医師に協力して行う診断、治療、処置の介助、患者の世話および療養生活の指導などがあり、また、保健所、市町村等の保健サービス事業のなかでは、公衆衛生看護として病気の予防、健康増進等を含む保健指導などがあげられる。これらの実行のためには、人間愛の精神、看護に対する専門的知識と一般的教養知識、それに看護技術の3要素が必要である。看護を職業として行うためには、看護師、保健師、助産師のいずれかの資格が必要であり、これらは保健師助産師看護師法に基づいている。[平山宗宏]
『金子道子編著『ヘンダーソン、ロイ、オレム、ペプロウの看護論と看護過程の展開』(1999・照林社) ▽城ヶ端初子著『やさしい看護理論――現場で活かせるベースの考え方』(2000・メディカ出版)』

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世界大百科事典内の看護の言及

【看護学】より

…看護とは,人が生まれ,その生を閉じるまでに経験されるすべての健康現象において,個人および家族,地域社会に関与することによって,個人の生命力ないし生活力を十分に発揮できるように援助することを意図した〈働き〉といえる。看護学は,このような看護の基本的機能を向上させるために,看護理論,看護実践,そして看護研究の発展をめざす学問である。…

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