日本大百科全書(ニッポニカ) 「触れ太鼓」の意味・わかりやすい解説 触れ太鼓ふれだいこ 相撲(すもう)興行初日の前日に、呼出しが数組に分かれ、太鼓を打ちながら町に出て、興行が始まることと初日の顔合わせを触れ歩くこと。江戸時代は宣伝機関がないため、相撲興行があることを知らせるために、朝から夕方まで触れ太鼓で町を流した名残(なごり)である。[池田雅雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例