言じゃなし(読み)いうじゃなし

精選版 日本国語大辞典 「言じゃなし」の意味・読み・例文・類語

いう【言】 じゃなし

  1. 「言わない」を強めていう。言うのではない。「ごめんなさいというじゃなし、失礼なやつだ」
  2. ことさらに言うわけではない。言いたくはない。
    1. [初出の実例]「ほんにいふじゃなけれど、能(のう)はやしのと、栄耀(ゑよう)栄花にほこって」(出典浄瑠璃傾城酒呑童子(1718)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む