デジタル大辞泉 「言ひ屈ず」の意味・読み・例文・類語 いい‐くん・ず〔いひ‐〕【言ひ▽屈ず】 [動サ変]言って力を落とす。しょげて言う。「昨日までさばかりあらむものの、夜のほどに消えぬらむこと、と―・ずれば」〈枕・八七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「言ひ屈ず」の意味・読み・例文・類語 いい‐くん・ずいひ‥【言屈】 〘 他動詞 サ行変 〙 がっかりして物を言う。言って力を落とす。[初出の実例]「昨日までさばかりあらんものの、夜の程に消えぬらんことといひくんずれば」(出典:枕草子(10C終)八七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例