言もおろか(読み)いうもおろか

精選版 日本国語大辞典 「言もおろか」の意味・読み・例文・類語

いう【言】 も おろか

  1. ( 「おろか」はもと、不十分、おろそかの意。のち「愚か」の意と意識された ) 口に出して言うと、不十分なほどである。言うまでもない。言うだけ、ばかげている感じがする。とても言葉には尽くせない。いえばおろか。
    1. [初出の実例]「月の頃は〈略〉いとをかし。やみもまたをかし。有明、はたいふもおろかなり」(出典:枕草子(10C終)三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む