言を加う(読み)ことをくわう

精選版 日本国語大辞典 「言を加う」の意味・読み・例文・類語

こと【言】 を 加(くわ)

  1. ことばを添える。さしで口をする。
    1. [初出の実例]「宮づかさなどもまゐりあつまりて、ことくはへ興ず」(出典:枕草子(10C終)八七)
  2. 他人の声に合わせて、いっしょに声を出す。助声する。唱和する。
    1. [初出の実例]「兵部卿宮、青柳折りかへしおもしろくうたひ給ふ。あるじのおとどもことくはへ給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む