こ‐ちょう〔‐テフ〕【×胡×蝶/×蝴×蝶】
1 昆虫チョウの別名。《季 春》「夕日影町半にとぶ―かな/其角」
2 紋所の名。チョウの形を図案化したもの。
[補説]作品名別項。→胡蝶
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胡蝶
宝塚歌劇団による舞台演目のひとつ。1914年、宝塚新温泉内パラダイス劇場にて行われた宝塚少女歌劇団養成会第一回公演で初演された。ダンス作品。
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出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
こちょう【胡蝶】
(1)雅楽,舞楽の曲名。高麗(こま)楽にふくまれ高麗壱越(いちこつ)調。四人舞の童舞(どうぶ)。胡蝶楽,蝶ともいう。番舞(つがいまい)は《迦陵頻》。仏教の法会などで,2曲並んで舞われることも多い。4人の子供が山吹の花をつけた天冠をかぶり,《胡蝶》用の別装束(蝶の紋のついた袴と袍)を身にまとい,背中に蝶の羽をかたどったものを背負い,右手に山吹の花を持って舞う。かわいらしい舞姿の曲。平安時代,延喜8年(908)あるいは延喜6年ともいうが,宇多上皇が子供の相撲を見物したとき,藤原忠房(楽人)がこの曲を作曲,敦実(あつみ)親王(宇多天皇の子,琵琶を弾き,雅楽に造詣が深い)が舞をつけたという。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報