言古す(読み)イイフルス

デジタル大辞泉 「言古す」の意味・読み・例文・類語

いい‐ふる・す〔いひ‐〕【言(い)古す】

[動サ五(四)]長い間言い続けて新しみがなくなる。「―・された話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言古す」の意味・読み・例文・類語

いい‐ふる・すいひ‥【言古】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 珍しくなくなるくらいいつも口に出す。陳腐の説となる。
    1. [初出の実例]「みなおろしたれば、しきなみによせて、なごりにはなしと、いひふるしたるかひもありけり」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android