言葉の手爾波(読み)ことばのてには

精選版 日本国語大辞典 「言葉の手爾波」の意味・読み・例文・類語

ことば【言葉】 の 手爾波(てには)

ことばはし。ちょっとしたことば。
浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)上「堅い女のいつのまに、やはらぎそめし大和歌、ことばのてには縁と成」
② ことばの続けかた。ことばのつなぎぐあい。言いかた。ことば遣い。
※天草本平家(1592)読誦の人に対して書す「リョウニン アイタイシテ ザウタンヲ ナスガ ゴトク、cotobano(コトバノ) tenifauo(テニハヲ) ショジャ セヨト」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android