言葉の手爾波(読み)ことばのてには

精選版 日本国語大辞典 「言葉の手爾波」の意味・読み・例文・類語

ことば【言葉】 の 手爾波(てには)

  1. ことばのはし。ちょっとしたことば。
    1. [初出の実例]「堅い女のいつのまに、やはらぎそめし大和歌、ことばのてには縁と成」(出典:浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)上)
  2. ことばの続けかた。ことばのつなぎぐあい。言いかた。ことば遣い。
    1. [初出の実例]「リョウニン アイタイシテ ザウタンヲ ナスガ ゴトク、cotobano(コトバノ) tenifauo(テニハヲ) ショジャ セヨト」(出典:天草本平家(1592)読誦の人に対して書す)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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