言被(読み)いいかぶせ

精選版 日本国語大辞典 「言被」の意味・読み・例文・類語

いい‐かぶせいひ‥【言被】

  1. 〘 名詞 〙 あれこれいって、罪や責任などを他に負わせること。
    1. [初出の実例]「とがもない伝三郎にいひかぶせしやるな、と猛(たけ)りかかっていかりける」(出典:浄瑠璃・卯月の紅葉(1706頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android